血尿が出て病院へ行ったところ、尿管がんと診断されました。
膀胱まで転移している可能性があるとも言われました。
「とうとう来たか…」と思いました。
その瞬間は冷静に話を聞いたものの、家に帰ると不安と恐怖が押し寄せ、居ても立ってもいられなくなりました。
機能していない片側の腎臓を切除する手術を1か月後に控え、それまでの間、何もしないでただ手術を待つことがとても不安で、漢方なら何かができるのではないかと思い相談に来ました。
同じようにガンの手術をされた方の例を色々聞きました。
自分も負けないで頑張ろうという気持ちになりました。
手術までの一か月間、体力をつけるよう勧められた2種類の漢方を毎日祈りながら飲みました。
手術3日前に漢方をストップして、手術後は早々に漢方の服用を再開しました。
そのおかげなのか、同じ手術を受けられた方と比較して、明らかに回復が早く、抗がん剤の副作用もかなり少なくて済みました。
●頭痛は少しありましたが、吐き気は一度もなし。
●食欲もずっと落ちることなく、むしろ病院の食事だけでは足りないほどでした。
見回りに来られる担当医の先生からも「食欲有りますね」「髪の毛も抜けてませんね」と、回診のたびに不思議がられたほどです。
娘に院内用帽子を頼んでいましたが、結局入院中に一度も被ることはないまま退院しました。
退院後は漢方の量を減らして継続中です。
術後1年半の検診でも、今のところ転移は無いと言われホッとしました。
みつか漢方養生堂さんからは、食生活のアドバイスも丁寧にしていただき、今まで足りなかったものは意識して摂るようにして、毎日かなり気を付けています。
以前のように日常生活を普通に過ごせて、散歩やスポーツも楽しめています。
一日一日を楽しく大切に、感謝しながら過ごしています。