皆様、体調崩されていませんか…?
今週は強風が吹き荒れたり、
1日の寒暖差が激しかったり、
洋服選びが難しい季節ですね。
「まだ暖房つけてます」というお客様も結構いらっしゃいました。
先日、とても美しい切り花が売られていました。
なんとも鮮やかで豪華な花!
検索してみると「芍薬」や「牡丹」がヒット。
種類も色々あるようだし一体どっちだろう…???

「芍薬」と「牡丹」は非常に似ており、見分けるのが難しいようです。
「芍薬と牡丹の見分け方」などと調べてみても、
どちらにも当てはまるようで自信がありません…
ただ、
芍薬は「バラ」のような香りがするそうです。
近づいてみてやっと…
「これは芍薬だ!」とスッキリしました。

「芍薬」と言えば、
様々な漢方薬に使われていますね。
芍薬という名前がそのまま入った「芍薬甘草湯」や「当帰芍薬散」など。
他にもよく耳にする「葛根湯」や「小青竜湯」にも芍薬が入っています。

芍薬は、ボタン科シャクヤクの根っこです。
ほてりやのぼせなど血熱を冷まし、
血を補い、痙攣などによる痛みをとります。
当店で人気の「婦宝当帰膠」や「冠元顆粒」にも芍薬が入っています。
ちなみに、牡丹も生薬として使われています。
ボタン科ボタンの根っこの皮は「牡丹皮」という生薬です。
ほてりなど血熱を冷まし、血の流れを良くします。
牡丹皮は「桂枝茯苓丸」などに入っています。
そして…!
美しい花から生まれた生薬、
「牡丹皮」「芍薬」どちらとも入った漢方薬があります!
「清営顆粒(せいえいかりゅう)」です!
効能効果「便秘」…
あれ…
ちょっとイメージと違いましたかね…

「甘い物、油っこい物、辛い物が好き!」
「でも便がスッキリ出ない…」
という方におすすめです。
・吹出物が出来やすい
・赤ら顔が気になる
・イライラしやすい
・ほてりを感じやすい
・腹部膨満感
毎日しっかり飲まなくても、時々入れると調子が変わります。
体のほてりや赤ら顔が気になったら、一度試していただきたい漢方です。
便もスッキリ!
吹出物もとれて、涼し気な顔になれますよ。
以上、美しい花の根っこから生まれた漢方のお話でした。